VACCINATION予防接種・予防薬の投薬
予防接種や予防薬の投薬は、ワンちゃんネコちゃんの命に危険を及ぼす可能性がある感染症を未然に防ぎ、長く健康に暮らしていくために非常に重要です。毎年予防が必要なものや法律で接種が義務付けられているものもあります。ご不安な方はお気軽にご相談ください。
当院では、一回の接種で様々な感染症に有効な混合ワクチンや月1回1粒の投薬でフィラリアを始めとした様々な寄生虫対策が済むお薬もご用意しております。
それぞれのワンちゃんネコちゃんに合ったお薬をご提案いたします。
シンパリカ トリオ
当院では、ワンちゃん用のオールインワンタイプの予防薬の1つとして、「シンパリカトリオ」というお薬を使用しています。
「シンパリカトリオ」は、ノミ及びマダニの駆除、犬糸状虫（フィラリア）の寄生予防、回虫（犬回虫、犬小回虫）及び鉤虫（犬鉤虫）の駆除に効果があるお薬です。
予防接種・予防薬の投薬で
予防することができる代表的な病気
フィラリア
犬糸状虫とも呼ばれる、蚊を媒介する寄生虫です。ワンちゃんだけの病気と思われていますが、ネコちゃんにも感染し、ワンちゃんよりも重篤化しやすい病気です。
ワンちゃんでは咳が出る、元気がない、食欲がない、呼吸がつらそう、痩せる、散歩を嫌がるようになった、おなかに水が溜まる、尿が赤くなるなどの症状が出る場合があります。
ネコちゃんではたった1匹の寄生であっても突然死を招くことがあります。
ノミ・ダニ
ノミは、大きさが約1.5〜3mmの昆虫の仲間です。ワンちゃんネコちゃんの体に寄生して吸血する特徴があります。ノミが寄生すると、かゆみやかゆみによる不眠、食欲不振、貧血、アレルギー性皮膚炎、皮膚炎による脱毛などの症状を引き起こします。
マダニが寄生すると、貧血や皮膚炎、細菌感染やアレルギーなどの症状を引き起こします。人へも寄生しますので早めの予防が大切です。
狂犬病
狂犬病のワクチンは、法律で予防接種が義務付けられています。生後91日以降のワンちゃんは飼い始めてから30日以内に、その後は毎年1回予防注射を受けなければなりません。
狂犬病はまだ治療方法がなく、感染するとワンちゃんも人も致死率が100%という恐ろしい病気です。ワンちゃんの唾液や咬み傷から感染します。
犬のワクチン料金
| 5種混合ワクチン | 6,000円 |
|---|---|
| 7種・10種混合 ワクチン |
8,000円 |
| 狂犬病ワクチン | 継続の場合3,390円（税込） |
| 新規の場合6,590円（税込） |
猫のワクチン料金
| 3種混合ワクチン | 4,000円 |
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CHECKUP健康診断
ワンちゃんネコちゃんは人間と違い、不調を口にすることができません。ワンちゃんネコちゃんも定期的に健康診断を行うことで、病気の原因となる可能性がある因子を未然に見つけることができます。
また、普段から健康状態を把握しておくことで、実際に何らかの不調が出た場合に何が普段と異なるのかを早く把握することができるため、治療にも役立ちます。
メニュー
当院では、「お手軽コース」「しっかりコース」「安心コース」の3つのメニューを用意しています。
ワンちゃんネコちゃんの年齢に寄って必要な検査項目は変わります。ご検討中の方はお気軽にご相談ください。
| 項目 | お手軽コース | しっかりコース | 安心コース | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 血球計算 | ● | ● | ● | 貧血の有無や、白血球・血小板の異常がないことなどを検査します。 |
| 血液検査21項目 | ● | ● | ● | 腎臓や肝臓などの内臓系の異常がないか、血糖値や血中ミネラルなどに偏りがないかなどを検査します。 |
| 甲状腺ホルモン | ● | ● | わんちゃんもねこちゃんも高齢になると甲状腺ホルモンの異常が出る場合があります。 8才を超えたら一度は検査されることをおすすめします。 |
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| NT-proBNP | ● | 主に心室で作られるホルモンで、心室負荷や心室肥大などにより分泌が亢進します。 | ||
| 金額（税別） | 6,000円 | 9,000円 | 11,000円 |